品質管理

阪上製作所  品質管理体制について

  • 当社の品質管理について
  •   Quality Control

  • 当社では、お客様にご購入いただいたシール類が十分な機能を発揮するため、シールの専門メーカーとしてゴム材料の配合・混練から出荷までの各生産工程で確かな品質の作りこみを実践しています。
    工程図

     ① 厳選した原材料の使用
    合成ゴムやPTFE等の原材料は、各専門メーカーから銘柄やグレードを厳選して購入しています。また、メーカーの製造ロット毎に当社で定めた基準を満足していることを確認した上で受け入れしています。


     ② シール性能を引き出す混練作業
    厳選した原材料を国家計量標準にトレーサブルな計量器で正確に秤量し配合しています。また、シールの性能を十分に引き出せるよう、作業基準に則った混練を行い製品に合せて開発したシール部品専用の材料を生み出します。
    混練作業


     ③ 全バッチを対象とした材質試験
    混練したシール製品専用の材料が当社の規格値通りの物性に出来上がった事を確認するため、全バッチを対象に材料の物性等を試験し、合格した材料を製造工程に投入しています。
    マイクロ硬度計    ゴム加硫特性評価試験機    自動比重計
    材料試験片    自動引張試験機


     ④ 徹底した材料の受け払い管理
    合格した材料の入庫、並びに出庫や各工程で使用した際の受け払いは、全てコンピューターシステムに入力して材料の使用間違いを防止すると共に、使用履歴がトレースできるシステムになっています。


     ※ FMEAに基づく工程管理
    ※D-FMEA・P-FMEAに基づいて実施した工程設計の結果を、QC工程表に展開し、ここに定めた管理項目を順守するため、各工程では適切な教育訓練を受けた作業員が作業規準を順守し、一つ一つの製品に対して品質を造り込んでいます。
    ※FMEA=FMEA(Failure mode and effects analysis)は「故障モード影響度解析」とよばれ、設計段階で、事故・故障を設計段階で予測・摘出する「設計FMEA(設計故障モード影響解析:Design FMEA)」、製造工程中での各故障モードの管理信頼性を評価する「工程FMEA(工程故障モード影響解析:Process FMEA)」がある。
    検査工程作業中


     適切な設備の使用および監視・測定機器の管理
    いつでも、生産設備を最適な状態に保つため、MTBF(平均故障時間)や、MTTR(平均復旧時間)を分析し、保全計画の立案や予備部品の確保に役立てています。また、すべての監視・測定機器はトレーサビリティー体系に則って校正した機器が必要な場所で使用出来るようになっています。


     トレーサビリティー体系
    当社では、製造ロット毎に付ける固有の番号(製造番号)を基にすべての製品の製造履歴(使用した原材料から製品を出荷するまでの各工程の記録)を確認できる仕組みを持っています。
    当社から出荷された製品については最小包装単位毎に貼付される内容表示で追跡調査が可能になっています。また、製品に刻印されている年月マークや納入日などご提供頂く情報によっても履歴や範囲を特定することができます。
    その他不明点につきましては、ご購入先または当社までお問合せ願います。


     継続的な性能確認試験
    全登録材質を一定周期で常態試験、老化試験、圧縮永久ひずみ試験、耐油試験などを実施しています。当社自ら製品の性能試験を実施し、過去のデータとの比較およびデータの蓄積を行っています。
    低温弾性回復試験機      超低温試験室
    フーリエ変換赤外分光光度計   油圧標準試験
    空気圧始動摩擦測定試験   空気圧耐久試験